集中を極限まで高めた時におこるゾーンという現象
こんにちは!
メンタルアドバイザーの樹です!
皆さんはプレーの中で
極限まで集中力が
研ぎ澄まされ
時の流れを遅く感じたり
イメージ通りに体が動いたり
無意識で体が反応したり
といったような
体験をしたことがありますか?
ぼくも緊張感のある一戦や
究極の場面など、そんな時に
まれにこの状態に
なることがあります
火事場の馬鹿力などと
言ったりしますが
ここではゾーンという言葉に
置き換えて説明していきます
ゾーンとは極限まで集中力が
研ぎ澄まされ、全ての意識が
今に没頭できる状態です
パフォーマンスをするに
あたって
理想的な心理状態
だとぼくは思っています
ゾーンに入り極限状態の中で
プレーすることによって
最大以上のパフォーマンス
を発揮することができます
ぼくも実際にこのような
体験をしたことがあります
大学生の時
全国大学野球選手権大会で
1回戦、2回戦で完投勝利を
することができました
しかし、緊迫した試合での
連投、しかも完投をしたので
心身ともに疲労がピークに
きていました
そんな中、三回戦の準々決勝で
一回戦、二回戦よりも
圧倒的なベストピッチを
することができました
キャッチャーの構えた所に
吸い込まれるように
イメージ通りにボールが
ミットにおさまり
試合前のブルペンとは別人の
ように面白いほど球が走り
ボールが指にかかるのが
はっきりとわかる感覚があり
体の力感もこれまでにない程
心地よく、とても楽しい
時間だったのを覚えています
その試合であるチームの
スカウトから目が止まり
就職先も決まることになり
今も野球をお仕事とさせて
もらい幸せな人生を
送っています
ゾーン状態に入ることで
自分のベストパフォーマンス
以上のパフォーマンスを発揮
することができ
特別で心地のいい体験と
最高の結果を残す
ことができるようになります
逆にあの時ゾーンに入って
いなければ、野球を仕事と
することはなかったと
思っています
あの試合がぼくの野球人生
の中でのターニングポイント
だったと今でも思っています
あの試合でゾーンに入ることが
できず、疲労と不安をそのまま
抱えて試合に臨んでいたら
結果は違ったでしょうし
人の目にとまることも
なかったでしょう
しからしたら今頃
やりたくもない仕事をやり
週末の休みしか楽しみが
無いような人生に
なっていたかもしれません
そうならないために
ゾーンに入る方法
をお伝えします
常にベストの自分を発揮
することは本当に大切です
ベストを尽くさずに最高の
結果が出ることなどありません
高校、大学、プロの
スカウト然り
どこで誰がみてるか
わかりません
常にベストパフォーマンスを
することによりそのスカウト
の目に留まることも
あるかもしれません
ゾーンに入る方法は
・最高の準備をする
・今に集中する
・自分を信じる
以上です
・最高の準備をする
目の前のことに
集中するためには
前もって不安や雑念を
排除しておく必要があります
前にも記事で書きましたが
準備は不安を取り除く作業です
不安があると目の前のことに
集中できなくなります
散らかった机の上に
鳴り止まないスマートフォン
があれば勉強に集中することは
できません
勉強をする環境をしっかり
整えないと勉強に
集中できませんよね
最高の準備をすることにより
不安や雑念を消し去り
深く集中することができ
よりベストに近い
パフォーマンスを発揮する
ことができます
・今に集中する
例えば監督やスカウトに
見られているからといって
気にしてしまうと
集中力が分散されてしまいます
今自分が戦うべき相手
やるべきことは何なのか
それを分かってないと
ゾーンに入ることはできません
あなたがピッチャーなら
戦うべき相手はバッターであり
やるべき事は自分のベストを
尽くすことではないでしょうか
評価や結果などコントロール
できないものと戦うよりも
投げるボール、自分の気持ち
などコントロールできるものに
意識を向けることで
ベストパフォーマンスを
発揮することができます
・自分を信じる
自分の力を疑っていては
不安に押しつぶされて
しまいます
プレーをするのは孤独です
誰も助けてくれません
試合が始まれば信じられる
のは自分だけです
自分を信頼することで
ネガティブな思考が
消え去りできると思える
ようになります
無理だと思えば無理です
しかしできると思えばできます
自分はできると思い込み
自分を信じてあげてください
・最高の準備をする
・今に集中する
・自分を信じる
実際、ゾーンというものは
意識的に入れるもの
ではないですが
この3つの方法を
実行することによって
安定していい心理状態を
作り出すことができます
それでは今すぐに
目を閉じて自分と
向き合ってみましょう
はW杯初戦ハットトリックを
達成した時に言いました
「ぼくは
いつでも自分の力を
信じている」
説得力があり
カッコいいですよね^
ぼくもこの言葉は
心に突き刺さりました!!